【9月19日 CGTN Japanese】中国国家航天局月探査・宇宙工学センターの科学研究チームがこのほど、火星探査に関する多くの研究成果を得ました。

 これらの研究成果は、火星探査機「天問1号」が780日以上軌道上でデータを収集し、火星探査車「祝融号」が1921メートル走行した末に獲得した1480ギガバイトのデータ資料を研究して得たものです。

「祝融号」が着陸した場所で取得した科学的検出データは、その地域の岩石に板状の含水鉱物が存在し、水の活動との密接な関係性を示していることが分かりました。

 また、「天問1号」が搭載したハイビジョンカメラで撮影された画像と「祝融号」の着陸地点における探知により、着陸地域の地形と地質構造を網羅する基本地図が描かれました。これは将来、同地域の更なる探査と関連科学探査計画のためのデータサポートとなります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News