【9月19日 AFP】ロードレース世界選手権、第15戦アラゴンGPは18日、MotoGPクラスの決勝が行われ、グレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が優勝を飾った。

 1周目にモンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)の王者ファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)がクラッシュする中、バスティアニーニはトップを争っていたドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)を最終周でオーバーテークし、勝利を飾った。約0.04秒差で敗れたバニャイアの連勝は4で途切れることになった。

 今季残り5レースとなる中、総合争いではトップに立つクアルタラロをバニャイアが10ポイント差で追いかけている。

 レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は112日ぶりの戦線復帰を果たしたが、1周目にクアルタラロと接触すると、直後にはLCRホンダ・イデミツ(LCR Honda IDEMITSU)の中上貴晶(Takaaki Nakagami)ともぶつかった。これによりマシンがダメージを受け、マルケスもリタイアとなった。(c)AFP