【9月18日 AFP】UCIロード世界選手権(2022 UCI Road World Championships)は17日、エリート男女個人タイムトライアルが行われ、男子はノルウェーのトビアス・フォス(Tobias Foss)が番狂わせを演じて初優勝。2連覇中のフィリッポ・ガンナ(Filippo Ganna、イタリア)は7位に終わった。

 フォスは40分2秒78でシュテファン・キュンク(Stefan Kung、スイス)を2秒95差の2位、レムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)を9秒16差の3位に抑えた。

 女子はエレン・ファン・ダイク(Ellen van Dijk、オランダ)が連覇を達成し、2013年、21年に続く通算3度目の優勝を果たした。

 35歳のファン・ダイクは44分28秒60でグレース・ブラウン(Grace Brown、オーストラリア)を12秒73差の2位、欧州選手権(2022 UEC Road European Championships)を制したマーレン・ロセール(Marlen Reusser、スイス)を41秒68差の3位に抑えた。

 2度の優勝を誇る東京五輪女王のアンネミーク・ファン・フリューテン(Annemiek van Vleuten、オランダ)は、ファン・ダイクと1分43秒02差でまさかの7位に終わった。

 世界選手権はこの日が大会初日で、今年は豪シドニーから80キロ南に位置する港町ウーロンゴン(Wollongong)で25日まで開催される。なお、今回のタイムトライアルは世界選手権では初めて男女とも同じコース、同じ距離(34.2キロ)を走った。(c)AFP