【9月18日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第7節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は0-1でFCアウクスブルク(FC Augsburg)に敗れ、今季初黒星を喫して首位から陥落した。

 リーグ戦で3試合引き分けが続いていたバイエルンはアウェーでアウクスブルクに敗れ、4戦連続で勝ち点を取りこぼした。

 バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は試合後、「流れが良くない。自分自身のこと、現在の状況のこと、全てのことを考えている」と話し、リーグ戦でのチームの低迷は説明し難いと認めた。

 昨季バイエルンに2-1で勝利しているアウクスブルクは、引き分けを良しとせずに機を見てカウンターから相手ゴールに迫ると、FKがブラジル人DFイアゴ(Iago Amaral Borduchi)に当たって流れたボールにメルギム・ベリシャ(Mergim Berisha)が合わせて均衡を破った。

 その後バイエルンは同点ゴールを目指して圧力をかけ続けたが、アウクスブルクは耐えきって勝ち点3を手にした。

 ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は途中出場した10代のユスファ・ムココ(Youssoufa Moukoko)の決勝点でシャルケ04(Schalke04)とのルールダービーに1-0で勝利し、暫定首位に浮上した。

 ホームのドルトムントは、またしてもバイエルンの足踏みを突くチャンスを逃すかに思われたが、終盤に17歳のFWムココがゴールを決めて勝ち点3を獲得。しかしキャプテンのマルコ・ロイス(Marco Reus)が足首に重傷を負った可能性があり、宿敵からの勝利に水を差された。

 足首のけがでドイツが優勝した2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)を欠場したロイスは、シャルケのDFフロリアン・フリック(Florian Flick)と接触して負傷し、涙ながらに担架で運ばれた。

 この他の試合では、マルコ・ローゼ(Marco Rose)監督が就任して2試合目のRBライプツィヒ(RB Leipzig)が0-3で指揮官の古巣ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に敗れた。

 また、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)は鎌田大地(Daichi Kamada)が得点するなど3-1でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)を下し、リーグ戦ここ4試合で3勝目を挙げた。(c)AFP/Daniel WIGHTON