【9月17日 AFP】米大リーグ(MLB)、セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)のアルバート・プホルス(Albert Pujols)が16日、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)戦で通算698本目の本塁打を放ち、700号達成にまた一歩近づいた。試合もカージナルスが6-5で勝利した。

 プホルスは2-4で追う6回、レッズの中継ぎレイネル・エスピナル(Raynel Espinal)の甘いスライダーをスタンドへ運んだ。130メートルの大飛球となったこの2点本塁打でチームは同点に追いつき、プホルスは史上わずか4人目の通算700号まであと2本と迫った。

 現在42歳のプホルスは11日に697号を放ち、アレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)氏を抜いて歴代単独4位となっている。

 これまで700本以上の本塁打を放っているのは、通算762本のバリー・ボンズ(Barry Bonds)氏、同755本のハンク・アーロン(Hank Aaron)氏、同714本のベーブ・ルース(Babe Ruth)氏の3人しかいない。

 プホルスは今季1年契約で古巣カージナルスに復帰した際、これが現役最後のシーズンになると話していた。偉業達成に向けて残されたレギュラーシーズンは、あと17試合となっている。(c)AFP