【9月17日 AFP】ラグビー南アフリカ代表FHのエルトン・ヤンチース(Elton Jantjies)は16日、不倫騒動を起こして遠征先のアルゼンチンから先日母国へ送還されたことについて謝罪したが、報じられたチームの栄養士との不倫疑惑は否定した。

 ヤンチースは「自分の最近の行動に関する記事について把握している。多くの人に失望と心配、怒りを抱かせてしまった。自分が傷つけ、失望させてしまった全ての人々、チームーメート、スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)の管理チーム、南アフリカラグビー協会(SARU)に対し、率直におわびする」とのコメントを発表した。

 さらに「残念ながら自分自身と家族、そしてラグビーを愛するこの国の人たちを失望させてしまい、自分の行動を深く後悔している」とし、「自分の行動に全責任を持ち、振る舞いを変えるために全力を尽くす決意だ」と反省を示した。

 南アフリカの報道によれば、既婚者のヤンチースは先月、ニュージーランド戦のためチームが南アフリカ・ムボンベラ(Mbombela)に滞在していた際、宿泊施設で女性と時間を過ごしていたという。

 しかしヤンチースは、チーム栄養士のジーナット・シムジー(Zeenat Simjee)さんと一緒にいたことは否定。「彼女は良い友人であり、それ以上のことは何もない」と説明し、「彼女の名声が汚されてしまったのは残念だ」と語った。(c)AFP