【9月17日 CGTN Japanese】中国初の自動運航遊覧船が中国東部・江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の玄武湖に登場しました。

 自動運航にはL0~L5の6つのレベルがあり、この遊覧船はL4で、8~10人の乗客を収容できます。周囲の環境を感知するには、ミリ波レーダー6台、自動車用ワイドダイナミックレンジ(WDR)カメラ5台、レーザーレーダー1台などが搭載されています。ほとんどの場面で無人運航、自動運航が可能です。

 湖上で障害物に遭遇すると、「レーザーレーダー+視覚センサー」の方式で、障害物を正確に識別し、また手動・遠隔操作・自動の3種類の操作モードを備え、乗客の安全を保障します。

 湖の遊覧は約40分間で、運航はスムーズで、船のパノラマルーフから鶏鳴寺や紫峰大厦(紫峰タワー)など南京市のランドマークを眺められます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News