【9月16日 AFP】米大リーグ(MLB)のタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)は15日、先発野手全員がラテンアメリカ出身のラインアップで敵地でのトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)戦に臨んだ。先発野手がラテンアメリカの選手だけで組まれるのはMLB史上初。

 この歴史的な試みは、1972年にニカラグア地震の被災者に物資を届ける途中、飛行機の墜落事故で亡くなった元ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)のロベルト・クレメンテ(Roberto Clemente)氏をたたえるロベルト・クレメンテ・デー(Roberto Clemente Day)に行われた。

 この日は先発打者9人を含めたレイズの選手半数が、クレメンテ氏の背番号だった21番をつけた。

 試合はレイズが11-0で大勝した。(c)AFP