【9月16日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が来週のレーバー・カップ(Laver Cup 2022)で現役を引退すると発表したことを受け、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)は15日、大会の男子シングルスで史上最多8度の優勝を誇る同選手に敬意を払い、「思い出と喜び」を与えてくれたと感謝の意を表した。

 ウィンブルドンは、大会の公式ツイッター(Twitter)での投稿で「ロジャー、どこから始めようか?」と切り出し、「あなたの旅の目撃者になり、あらゆる点で王者になるのを目の当たりにすることができ光栄だった」とコメント。「コートを美しく飾る姿が見られなくなり、非常に寂しくなるだろう。だが今言えるのは、あなたが多くの人に与えてくれた思い出と喜びにありがとうという言葉だけ」と感謝を伝えた。

 フェデラーは四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇り、うち8勝をウィンブルドンで挙げるなど、最も関係性が深いのが同大会だった。(c)AFP