【9月18日 Xinhua News】中国の上海税関は15日、同税関所属の浦東国際空港税関が違法に持ち込まれた象牙製品4点を押収したと発表した。

 職員が開梱(かいこん)検査を実施したところ、重さ約310グラムの乳白色のブレスレットとバングル計4点が見つかった。

 持ち込んだ旅行者は依頼を受けてナイジェリアで購入したと供述しており、押収品はすでに関連部門に引き渡され、処理が進められている。

 中国は2018年1月1日に象牙および関連製品の商業加工と販売を全面停止している。上海税関は、ゾウなどの絶滅危惧種と関連製品を国内外に向け違法に輸送、携帯、郵送した場合、税関が関連規定に基づき処罰し、悪質な場合は刑事責任を問うと強調している。(c)Xinhua News/AFPBB News