【9月15日 AFP】中国東部沿岸は15日、台風12号(アジア名ムイファー、Muifa)に伴う暴風雨に見舞われた。約160万人が避難し、上海の主要空港では大半の便が運休した。

 12号は最大風速34.7メートルの強い風を伴い、同日午前0時半(日本時間同1時半)に上海の奉賢(Fengxian)地区に上陸した。

 国営中国中央テレビ(CCTV)によると、12号は上海に上陸した台風としては、観測史上最も強力なものとなった。

 現時点で死傷者の情報はない。

 CCTVによると、上海では少なくとも42万6000人が避難。隣接する浙江(Zhejiang)省では120万人が仮設避難所に身を寄せた。(c)AFP