PSG女子選手襲撃事件、関与の疑いで3人の男を逮捕
発信地:ベルサイユ/フランス
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【9月15日 AFP】サッカー女子フランス代表MFで、同国1部リーグのパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に所属するキーラ・アムラウィ(Kheira Hamraoui)が襲撃されて同国女子サッカー界を揺るがせた事件に関与したとして、3人の男が14日に逮捕されたと、仏検察が明かした。
ベルサイユ(Versailles)検察はAFPに向けた発表文の中で、3人の若い男はパリ郊外にある住所が異なる二つの自宅でそれぞれ拘束され、少なくとも1人には前科があると記した。
事件に詳しい関係者によれば、男たちには2021年11月4日にパリ郊外でアムラウィの襲撃に関与した疑いがあるという。
事件は、クラブと代表でチームメートのアミナタ・ディアロ(Aminata Diallo)の運転する車に乗って、アムラウィがPSG主催のイベントから帰宅していた同日夜に発生。車から引きずり降ろされたアムラウィは、何者かに鉄製の棒で両脚を殴打された。
事件後、PSGとフランス代表でMFのポジションを争うディアロはすぐに警察に身柄を拘束されたものの、事件への関与を一貫して否定している。
警察は当初、競技におけるライバル関係で襲撃を説明できるかもしれないという見解に焦点を当てていたとみられている。(c)AFP