【9月14日 CGTN Japanese】北京や上海、深セン(Shenzhen)などの都市で「個人炭素帳簿」の制度が始まっています。

 北京市では先日、個人炭素帳簿ミニプログラムが正式にリリースされました。市民はウィーチャット(WeChat)のアプリからこのミニプログラムを使用することで個人炭素帳簿と連動できます。個人炭素帳簿には、シェアサイクルに乗るといった「グリーンな行動」がグリーンポイントに換算されて記録され、獲得したグリーンポイントは地下鉄やシェアサイクルを利用できるカードなどに交換できます。「グリーンな行動」に伴う排出削減量は、グラム単位で定量化されています。

 個人炭素帳簿プラットフォームの技術サポートの責任者である陶嵐(Tao Lan)さんは「デジタル化されたユーザーの排出削減行動を、政府の台帳に集約している。これはデジタル台帳に記録された全国の炭素排出削減の参加人数で、実際の排出削減量は累計10万トン以上に達している」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News