【9月14日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するウィリアムズ(Williams)のアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)が13日、虫垂炎の手術を終え退院した。アルボンは手術後に一時、呼吸不全に陥っていた。

 アルボンは前週末に行われた今季第16戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2022)の最中、虫垂炎のためにレースを棄権して近くのサン・ジェラルド病院(San Gerardo Hospital)に入院して手術を受けたものの、合併症を起こして呼吸補助が必要になり、集中治療室(ICU)へ移されていた。

 しかし11日には人工呼吸器が外れ、この日退院してモナコの自宅へ戻ることが許可された。ウィリアムズは広報を通じて「うれしいことに、アレックス・アルボンが自宅に戻った」と発表した。

 アルボンは10月2日に決勝が行われる次戦シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2022)でレースに復帰することを目指している。(c)AFP