【9月14日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は13日、グループD第2節が各地で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は試合終了間際に2失点を喫し、スポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)に0-2で敗れた。

 敵地ジョゼ・アルバラーデ・スタジアム(Jose Alvalade Stadium)に乗り込んだトッテナムは、決定力不足と後半アディショナルタイムに2度露呈した拙い守備のつけを払わされた。

 リシャルリソン(Richarlison)、ハリー・ケイン(Harry Kane)、エメルソン・ロイヤル(Emerson Royal)はいずれも相手GKアントニオ・アダン(Antonio Adan)からゴールを奪えず、孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)はこれでシーズン開幕から8試合連続ノーゴールとなった。

 引き分けに向かっていたトッテナムだったが、パウリーニョ(Joao Paulo Dias Fernandes 'Paulinho')にヘディングを決められると、アルトゥール・ゴメス(Arthur Gomes Lourenco)に守備網を突破されて追加点を許し、まさかの結末を迎えた。

 トッテナムのアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は「厳しい結果になった。試合に負ければうれしくない。試合の後半はアンバランスで、こちらは得点できたと思う」とコメントした。

「もっとうまくやれる場面が2、3度あったし、もっと良いパフォーマンスを見せられる。確かに厳しい試合だ」

 公式戦8試合目で初黒星を喫したトッテナムにとっては、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との第1節に2-0で勝利するなどした好調ぶりに水を差される結果となった。

 同組の他の試合では、イェスパー・リンドストロム(Jesper Lindstrom)のゴールが決勝点となり、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)がマルセイユに1-0で勝利。2連勝のスポルティングが6ポイントで首位に立っており、トッテナムとフランクフルトが勝ち点3で並んでいる。(c)AFP