【9月14日 AFP】英ロンドンで19日に執り行われるエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の国葬に、ロシアとベラルーシが招待されていないことが英政府筋の話で分かった。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が理由とされる。

 国葬には各国の元首ら100人以上が参列する見通し。政府筋によると、2か国以外にも、旧英植民地だが軍政下にあるミャンマーと、長年にわたり国際的に孤立している北朝鮮も招かれていない。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は8日に女王が死去したのを受け、「英国民の愛と尊敬を集め、世界の舞台で権威を認められてきた」と弔意を表する一方、国葬には参列しないと明言していた。

 プーチン氏とベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領はウクライナ侵攻を受けての制裁の一環として、英国への入国を禁止されている。(c)AFP