【9月14日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は13日、グループC第2節が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は後半の3分間で2ゴールを挙げ、古巣対戦となったロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)を擁するFCバルセロナ(FC Barcelona)に2-0で勝利した。

 ヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のCKからDFリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)がヘディングを決めて先制したバイエルンだが、勝利を決定付けたのはリロイ・ザネ(Leroy Sane)のゴールだった。

 バイエルンが勝利した第1節のインテル(Inter Milan)戦でも1ゴール1アシストを記録したザネは、GKマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)から54分に追加点をマークし、激しい前半に続いてバルセロナ優勢となった試合の流れをひっくり返すのに貢献した。

 試合前のウオーミングアップ中、バイエルンサポーターの温かい拍手に出迎えられたレワンドフスキには、何度か先制のチャンスがあった。

 バイエルンのキャプテンを務めるGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)は、アマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)に「レヴィー(レワンドフスキの愛称)にとってはすごく感慨深い試合だったと思う。彼はここで大きな成功を収めたから、家に帰ってくるようなものだった」とコメント。

「決定機では彼に運が味方しなかった。それがわれわれにとって幸運だった」

 バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督は試合後、この勝利によってレワンドフスキに関する質問が終わることを願うと語った。

「彼は良い試合をした。われわれからすると、彼にゴールを決められずうれしいが、彼は危険だということを目の当たりにしたと思う」

「今週、レワンドフスキに関して65もの質問を受けた。彼はもう私の選手ではないのだから、そういった質問は今後(バルセロナの)シャビ(・エルナンデス<Xavi Hernandez>監督)にすればいい」 (c)AFP