【9月13日 CGTN Japanese】このほど、中国香港籍の貨物船が輸送するエアバスA321機の第1陣の大型部品2点が天津港で下ろされ、13日にエアバス天津工場に運ばれました。アジア唯一のエアバス最終組み立てラインであるエアバス天津工場で、エアバスA321機の組み立てが正式に始まりました。

 関係責任者によりますと、エアバスアジアA320シリーズ航空機の最終組み立てラインが設けられて15年がたつ中、A321機種の核心的な大型部品が送られてきたのは今回が初めてで、一里塚ともなる事業ということです。

 エアバスは世界で4つのA320シリーズ機の最終組み立てラインを有し、現在いずれもA321機を組み立て、納入する能力を備えています。アジア唯一のエアバスの最終組み立てラインとして、天津工場でA321機種の組み立てを正式に始めることで、A321機への需要の増加に対応できると見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News