【9月13日 CNS】若きサッカー選手の育成を図る第1期中国青少年サッカーリーグのU13、U15全国決勝グループが8月初旬から、中国各地で始まっている。学校、クラブチーム、スポーツスクールなどの垣根を越え、同じフィールドで切磋琢磨(せっさたくま)している。

 近年、中国男子サッカーは国際大会での成績がふるわず、人材育成が課題となっている。中国政府は「中国サッカーの改革と発展の全体計画」でプロリーグや代表チームの強化と共に、青少年育成システムの改善を挙げている。今年始まった青少年サッカーリーグでは、「参加チームを制限しない」「試合には国際審判を採用する」「試合はできる限りテレビ放送する」などの方針を立てている。

 国家青少年キャンパスサッカー指導弁公室の王登峰(Wang Dengfeng)主任は「現在、全国には3万のサッカースクールがあり、5500万人の若者がサッカーをしている。県、市、省、全国それぞれのレベルで大会を開き、将来の人材を育成していく」と話す。(c)CNS/JCM/AFPBB News