■「映え疲れ」

 モバイル市場分析会社Data.aiによると、2年前にリリースされたBeRealは、これまでに世界で3500万回近くダウンロードされ、9月初旬には米国でダウンロード数トップに躍り出た。

 BeReal人気は、実際の生活とは懸け離れた写真を投稿する「映え疲れ」があると、コンサルティング会社クリエーティブ・ストラテジーズ(Creative Strategies)のアナリスト、キャロライナ・ミラネージ(Carolina Milanesi)氏はAFPに語った。

 BeRealは特にZ世代(1990年代後半~2010年前後生まれ)に人気がある。「若い世代は、フェイクで完璧なものに飽き飽きしているのだと思います」とミラネージ氏。「Z世代はありのままの自分らしさを好み、リアルな生活の中で自分たちがどう生きているのかを示したいと思っているのです」 (c)AFP/ Glenn CHAPMAN / and Daniel HOFFMAN in Paris