【9月12日 AFP】(更新)英国のチャールズ国王(King Charles III)は12日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)死去に伴う即位後初めてとなる議会演説を行った。

 国王は、首都ロンドンのウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)内にあるウェストミンスターホール(Westminster Hall)に集まった両院議員を前に、国王として初めて演説。「きょうこの場に立ちながら、われわれを取り巻く歴史の重み、両院議員が献身する重要な議会の伝統を想起させる歴史の重みというものを、私は感じずにはいられない」と語った。

 また、亡きエリザベス女王が「無私の奉仕の模範」を示したとし、「神のご加護と皆さんからの助言を受けながら、(女王の模範に)従っていくと固く決意している」と述べた。

 女王のひつぎは、14日夜から葬儀が執り行われる19日まで、同ホールに安置される。(c)AFP