【9月12日 AFP】インドのヒンズー教寺院で10日、農家の男性(40)が女神にささげるため自らの舌を切り落とし、重体となっている。警察が11日、明らかにした。

 現場となった北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州の人気寺院では、男性がポケットナイフで舌を切り落とすと参拝客らはパニックとなった。

 警察がAFPに話したところによると、男性は妻と儀式を行った後、ナイフを取り出し舌を切断し、寺院の扉の前に置いた。寺院に配置されていた警察官が、参拝客の助けを借り、男性を病院に搬送したという。

 妻は警察の調べに対し、夫は女神の怒りを静めるために自分の舌をささげたと話している。それ以上の詳細は語っていない。

 インドでは今でも、自らの体の一部を切断したり、他人を人身御供にしたりする行為が問題となっている。迷信を信じている国民が多く、神の怒りを静めるために変わった行為をすることもある。

 昨年だけでも、2州で20代の男性が舌を切り落とし神にささげる事故が2件起きている。

 2020年には、ヒンズー教の僧侶が夢で神のお告げがあったとして、農民の頭を切断し、ささげた。(c)AFP