【9月12日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2022)第10戦、アクロポリス・ラリー(EKO Acropolis Rally Greece 2022)は11日、最終日が行われ、ティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が優勝するなど、ヒュンダイ(Hyundai)勢が表彰台を独占した。

 ヒュンダイは今大会まで2連勝中だったオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が15秒差の2位、ダニ・ソルド(Dani Sordo、スペイン)が1分49秒7差の3位に入った。

 総合首位に立つトヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)は15位でフィニッシュ。前日は木にぶつかるトラブルがあったが、この日は最終パワーステージでボーナスの4ポイントを獲得する立て直しを見せた。

 この結果、ロバンペラのリードは再び縮まり、2位タナックとの差は53ポイントとなっている。

 今季は残り3戦で、次は9月29日〜10月2日にラリー・ニュージーランド(Repco Rally New Zealand 2022)が行われる。(c)AFP