【9月12日 AFP】インド政府は11日、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相が、ウズベキスタンで開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議に出席すると発表した。ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と中国の習近平(Xi Jinping)国家主席も参加する予定で、対面での首脳会談が行われる。

 SCOにはこのほか、パキスタンと、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタンの中央アジア4か国が加盟。首脳会議は15、16両日にウズベクのサマルカンド(Samarkand)で開かれる。

 7日には駐中国ロシア大使が、プーチン氏と習氏がSCO首脳会議の際に会談する見通しだと語っていた。習氏にとっては、新型コロナウイルス流行後初の外遊となる。

 中国外務省は現時点ではロシアとの首脳会談について明言しておらず、報道官が定例会見でこの件については「提供できる情報はない」と述べるにとどまっている。

 インド政府はモディ氏が、習、プーチン両氏、あるいはパキスタンのシャバーズ・シャリフ(Shehbaz Sharif)首相と会談するか明らかにしていない。シャリフ氏は今年4月に就任したばかり。

 インドは兵器の大半をロシアから輸入。中国と同様、ロシアによるウクライナ侵攻を非難しておらず、ロシア産石油の輸入を拡大している。(c)AFP