エリザベス女王のひつぎ、エディンバラに到着
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【9月12日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)のひつぎを乗せた車が11日、スコットランド北東部のバルモラル城(Balmoral Castle)を出発し、中心都市エディンバラのホリールード宮殿(Palace of Holyroodhouse)に到着した。沿道では大勢の人が女王に別れを告げた。
王室旗に包まれたひつぎを乗せた車はアバディーン(Aberdeen)、ダンディー(Dundee)を経由。ホリールード宮殿に到着すると、拍手を送ったりおえつを漏らしたりしていた人々も、静まり返った。出迎えた王室メンバーの一人、長女のアン王女(Princess Anne)は宮殿内に運ばれるひつぎに向かってお辞儀をした。
宮殿に一晩安置されたひつぎは12日、チャールズ国王(King Charles III)の先導で、エディンバラ旧市街の目抜き通り「ロイヤル・マイル(Royal Mile)」を通って聖ジャイルズ大聖堂(St Giles' Cathedral)まで運ばれる。
その後、ひつぎは13日にロンドンに飛行機で運ばれる。19日の国葬に先立ち、4日間公開安置され、一般の人々による弔問が受け付けられる。(c)AFP/Anna MALPAS / Sylvain PEUCHMAURD