【9月11日 AFP】エリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の死去を受け、ウィリアム皇太子(Prince William)とヘンリー王子(Prince Harry)が10日、それぞれの妻を伴ってロンドン近郊のウィンザー城(Windsor Castle)を訪れた。両夫妻が公の場で一堂に会するのは久しぶりのため、各紙は父チャールズ国王(King Charles III)の即位宣言をしのぐ報道ぶりとなった。

 ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)、ヘンリー王子とメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)の4人はかつて「ファブ・フォー(Fab Four、すばらしい4人)」と呼ばれたこともあったが、2020年3月にヘンリー王子夫妻は王室を離脱し、米国に移住。兄弟の確執が取り沙汰される中、4人がそろったのはそれ以来となる。

 両夫妻は、追悼のためウィンザー城の前に集まっていた人々の前にサプライズ登場。女王にささげられた花束やメッセージを見たり、人々に話し掛けたりした。(c)AFP