【9月11日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第6節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はマティス・テル(Mathys Tel)がクラブ最年少得点記録を更新したものの、ホームでVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)と2-2で引き分け、リーグ戦では3戦連続のドローとなった。

 テルはバイエルンでの自身先発2試合目で前半に先制点をマーク。2年前のシャルケ04(Schalke 04)戦でジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)が樹立したクラブの最年少得点記録を69日更新する、17歳136日での得点となった。

 アウェーのシュツットガルトは57分、クリス・ヒューリッヒ(Chris Fuehrich)が相手守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)もなすすべがない一撃を突き刺し反撃ムードが高まったものの、バイエルンは19歳になったムシアラのゴールですぐさま勝ち越した。

 ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)を擁するFCバルセロナ(FC Barcelona)をホームで迎え撃つ欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)を視野に、バイエルンは選手を入れ替えてポゼッションで支配しようとしたが、終了間際にマタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)がセール・ギラシ(Serhou Guirassy)に対するファウルでPKを献上し、これをギラシ自身に決められた。

 その他の試合では、シャルケがホームでVfLボーフム(VfL Bochum)を3-1で下し今季初勝利。RBライプツィヒ(RB Leipzig)はマルコ・ローゼ(Marco Rose)監督の初陣で、指揮官の古巣ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に3-0で勝利した。

 また、元バイエルンのニコ・コヴァチ(Niko Kovac)監督が就任したVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)は、アウェーでフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に1-0で競り勝った。(c)AFP