【9月11日 AFP】22F1第16戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2022)は10日、予選が行われ、フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)がポールポジションを獲得した。

 ルクレールは最終アタックで最速タイムを記録し、ドライバーズ選手権でトップに立つレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を0.145秒差の2番手に抑え、今季8度目のポールポジションを獲得した。

 ルクレールは「ラップとパフォーマンスにとても満足している。素晴らしい週末が続いている。(優勝した)2019年のようなフィニッシュができるよう願っている」とコメントした。

 王者フェルスタッペンは、エンジンの年間規定数を超過したとして決勝では5グリッド降格が決定している。7番グリッドからスタートするフェルスタッペンは、「あしたは面白いバトルになると思う」と決勝を見据えた。

 メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)は6番手タイムだったものの、フェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)、チームメートのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)もグリッドペナルティーを受けたため、1列目からスタートすることとなった。

 今GPは計9人のドライバーがグリッドペナルティーを受けており、サインツとハミルトンは最後尾となったアルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)の前からスタートする。

 2列目はランド・ノリス(Lando Norris)と前回王者のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)のマクラーレン(McLaren)勢が入り、3列目にはアルファタウリのピエール・ガスリー(Pierre Gasly)とアルピーヌ(Alpine F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、4列目にはフェルスタッペンとウィリアムズ(Williams)のニック・デ・フリース(Nyck de Vries)が並んだ。

 デ・フリースはアレクサンダー・アルボン(Alexander Albon)の体調不良により、急きょその代役としてF1デビューを果たした。26歳のアルボンは、虫垂炎と診断されて10日のセッションを欠場した。(c)AFP