【9月9日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が8日に死去したことを受け、スポーツ界などから数々の追悼メッセージがツイッター(Twitter)上に寄せられた。

 サッカーイングランド代表のハリー・ケイン(Harry Kane)は、「女王は素晴らしいインスピレーションを与えてくれた。この国に奉仕した途方もない年月は、ずっと忘れられることはないだろう。安らかにお眠り下さい、女王陛下」とつづった。

 ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)のセバスチャン・コー(Sebastian Coe)会長は、「2012年ロンドン五輪とパラリンピック競技大会が成功する上で、女王の全面的な献身があったことは決して忘れないだろう」とし、「女王は継続性と安心感の源だった。われわれは皆、これからひどく寂しくなることだろう」とツイートした。

 ラグビー元イングランド代表で主将を務めたワールドラグビー(World Rugby)のビル・ボーモント(Bill Beaumont)会長も「その統治下にあるすべての人々に思いを寄せるとともに、ラグビーの熱心なサポーターでもあり、そのコミュニティーを一体とする力となった女王陛下は、非常に愛され、先見の明を持つ君主として記憶されるだろう」と記した。

 英国人ボクサーで世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(Tyson Fury)は、女王の画像とともに、「今夜はわが女王に思いと祈りをささげる。あなたに神のご加護を」との言葉を添えた。

 また、ブラジル出身のサッカー界のレジェンド、ペレ(Pele)氏も「1968年に初めて直接お会いしてから、ずっとエリザベス女王をこの上なく敬愛してきた。そのとき女王はブラジルに来て、われわれのサッカーへの愛と、満杯となったマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)の魔法を体験された」と投稿し、「その功績は何世代にも刻まれている。このレガシーは永遠に続くことだろう」と追悼した。(c)AFP