【9月8日 CGTN Japanese】中国最大の淡水湖である鄱陽湖(江西省<Jiangxi>)は6日、極渇水期に入りました。船舶の航行環境は、水位が低く水面が狭い区間が増えたため複雑化しています。同省九江市(Jiujiang)の港口航運管理局は、水運秩序を正常に保つため、長江から鄱陽湖に入る船舶を対象に制限を実施し、船舶の航行の安全と橋梁など施設の安全を確保しています。

 九江市湖口県(Hukou)にある鄱陽湖から長江に入る地点は、広かった湖が狭い川になり、周辺には黄色い干潟が現れています。同県の海事部門は、船舶の航行の安全を確保するため、満載喫水4.5メートルを超える船舶に対し、夜間に長江から鄱陽湖へ入ることを禁止しています。現在、贛江、撫河、信江など上流地域の5本の川の水位が史上最低に迫っているか下回っているとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News