【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)男子シングルス準々決勝でカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)に敗れ、試合後にラケットを2本破壊したニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が7日、罰金1万4000ドル(約200万円)を科された。

 6日に5セットの末ハチャノフに敗れたキリオスは試合直後、ラケット2本をアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)のコートに乱暴にたたきつけた。

 すでに暴言やつば吐きで処分を科されていたキリオス。これで今大会5度目の処分となり、罰金は総額3万2500ドル(約468万円)に達した。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)準優勝のキリオスは、今大会の優勝候補と目されていたが5-7、6-4、5-7、7-6(7-3)、4-6でハチャノフに敗れ、試合後は「打ちのめされている」と話した。(c)AFP