【9月8日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は7日、グループB第1節が各地で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は後半アディショナルタイム11分にアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が決勝点を挙げ、大会初戦を劇的な形で飾った。

 試合終盤にポルトのメフディ・タレミ(Mehdi Taremi)が2枚目のイエローカードを受けて退場すると、アトレティコはマリオ・エルモソ(Mario Hermoso)が92分に得点し、勝利を収めるかに思われた。

 しかし、その後エルモソがハンドでPKを献上してヒーローから悪役になると、ポルトはこれをマテウス・ウリベ(Matheus Uribe)が蹴り込み同点に追いついた。

 それでもグリーズマンが、事実上この試合最後のプレーとなったCKから最後は頭で押し込みチームに勝利をもたらした。

 グリーズマンはモビスターTV(Movistar TV)に対し、「決勝点を決められたのは良いことだが、勝ち点3にこだわっていく。ここ(本拠地)では最後の1秒まで何が起こるかわからないということを、自分たちは知っている」と語った。

 同組のもう1試合ではクラブ・ブルージュ(Club Brugge)が1-0でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)を下し、アトレティコとともに勝ち点3で並んでいる。(c)AFP