【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第22シードのフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)が7-6(7-3)、7-6(7-0)、6-4で第9シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)を破り、準決勝に進出した。

 米黒人男子選手として1968年のアーサー・アッシュ(Arthur Ashe)氏以来となる全米オープン制覇を目指すティアフォーは、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を撃破した4回戦に続き、この日も圧巻のパフォーマンスで大物選手を倒した。

 ティアフォーは試合後、「信じられない。クレイジーだ」と喜び、「(ナダルから)人生で最大の勝利を手にして、また一つ大きな白星を挙げることができた。アンドレイは素晴らしい選手。勝利を重ねられたのは大きな成長だ。切り替えるのは難しかったが、それができたことでこうして準決勝に残れた」と話した。

 準決勝では第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と第11シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)の勝者と対戦する。

 一方、敗れたルブレフはこれが自身6度目の四大大会(グランドスラム)準々決勝だったが、またしても初のグランドスラム4強入りを逃した。(c)AFP/Rob Woollard