ウィンブルドン除外が力に サバレンカが2年連続の全米OP4強
発信地:ニューヨーク/米国
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【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は7日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第6シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)が6-1、7-6(7-4)で第22シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を下し、2年連続の準決勝進出を果たした。
ロシアのウクライナ侵攻を受け、昨年ベスト4に入ったウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)で今年は出場禁止となったベラルーシ出身のサバレンカは試合後、そのことが今大会でのモチベーションになっていたと話した。
昨年のウィンブルドン準決勝で敗れたプリスコバに雪辱を果たしたサバレンカは「機会を一つ奪われたので、今大会のために懸命に努力してきた」とコメント。
今年のウィンブルドンは全く見ないようにし、ツアーからの離脱を余儀なくされた期間は米マイアミでトレーニングに励んだといい、「私はただの一人のアスリート。政治とは全く関係ない」と主張した。
この日はエース7本、ウイナー30本を放ち、ブレークポイントは一本も与えない内容で2016年大会準優勝のプリスコバを下した。準決勝では大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と第8シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)の勝者と対戦する。(c)AFP