【9月11日 CGTN Japanese】中国海洋石油集団が江蘇省(Jiangsu)塩城市(Yancheng)で進めている液化天然ガス(LNG)沿海備蓄基地「緑能港」開発プロジェクトでは7日、中国が自主開発した世界最大のLNG27万立方メートルを貯蔵できるタンク3基の屋根上げ工事が同時に行われました。

「緑能港」プロジェクトは天然ガスの生産・供給・貯蔵・販売システムの建設と接続を中心とした中国の重点企画プロジェクトで、単独の建設としては世界最大の液化天然ガス受け入れ施設プロジェクトです。工事現場では、標準的なサッカー場に相当する面積を持つ重さ1200トンほどのドーム型の屋根が送風システムによる気圧を利用してタンク底部から60メートルの高さまで持ち上げられました。これによってタンクの主体構造の建設はほぼ完成しました。

「緑能港」第1期プロジェクトでは、22万立方メートルの貯蔵タンク4基と27万立方メートルの貯蔵タンク6基が建設されます。タンクの容量は計250万立方メートルに達します。今回の屋根上げ工事はタンクの建造過程において技術上の難度が最も高く、安全性が最も強く求められる工程です。

「緑能港」は2023年末に全面稼働する予定で、液化天然ガスの年間処理能力は、江蘇省全省(2021年現在、常駐人口は8505.4万人)の都市ガス供給量約28カ月分に相当する600万トン(85億立方メートル)に達するとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News