【9月7日 AFP】フランス北部シェルブール(Cherbourg)港に7日未明、日本に輸送される使用済み核燃料から取り出したプルトニウムで作る「MOX燃料」が到着した。AFPのフォトグラファーが確認した。

 仏原子力企業オラノ(Orano)によると、安全性の高い容器に入れられたMOX燃料は、オランダ・ハーグ(The Hague)の工場からトラック2台で、6日夜から翌未明にかけて運ばれた。

 AFPのフォトグラファーによると、トラックは午前3時45分にシェルブール港に到着した。港の周辺には警察の車両が多数止まっていた。

 オラノは、午前6時過ぎに燃料が船舶に積み込まれたと説明した。

 1999年から始まったMOX燃料の日本への輸送は今回で8度目。同社によると、船は約2か月後に到着する。(c)AFP