【9月7日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第27シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)が第23シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)を7-5、4-6、7-5、6-7(3-7)、6-4で下し、四大大会(グランドスラム)で初の準決勝進出を果たした。

 ハチャノフはサービスエース30本、ウイナー63本を奪い、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)準優勝のキリオスとのビッグサーバー対決をフルセットの末に制した。

 26歳のハチャノフは準決勝で、第5シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)と対戦する。

 この日はアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)の観客の大半がキリオスを応援していた中、ハチャノフは試合後、「皆さん、やったよ。やっと愛を示してくれていますね」とファンに語りかけ、「クレイジーな試合だったが、こうなることは予想していた。走らされたり、5セットを戦う準備はできている。4時間近くプレーしたが、ニックを倒すにはそれしかない」と話した。(c)AFP