【9月7日 AFP】ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は6日、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)の取引開始を告げる「オープニングベル」にビデオ形式で参加し、ウクライナへの投資を呼び掛けた。

「自由の力」と書かれた黒いTシャツを着たゼレンスキー氏は「われわれは自国経済を再建しようとしている。あなた方とあなた方の企業に、共に働く機会を提供します」と訴えた。

 その上で、投資促進キャンペーン「アドバンテージ・ウクライナ」を発表。「ウクライナは未来の勝利の物語だ。今こそ、大きな金銭的価値のあるプロジェクトに投資し、われわれと勝利を分かち合うチャンスだ」と語り掛けた。

 演説が終わるとオープニングベルが鳴り、拍手喝采を浴びた。

 ウクライナ政府は、ロシアにより破壊された国土の復興には少なくとも7500億ドル(約106兆円)が必要としている。(c)AFP