【9月6日 AFP】ロシア大統領府は6日、英国の次期首相にリズ・トラス(Liz Truss)氏が就任することを受け、同国との冷え切った関係の改善は期待できないとの見方を示した。

 国営タス通信(TASS)が報じたところによると、大統領府のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は「トラス氏が外相だった頃の発言から判断するに、より良い変化は望めないとほぼ確信をもって言える」と述べた。

 退任するボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は、ロシアの侵攻開始後、ウクライナの最も強力な支援者の一人だった。

 6日に首相に正式就任するトラス氏は、強硬な対ロ姿勢を踏襲するとみられている。(c)AFP