【9月6日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は5日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第11シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は6-1、5-7、6-2、4-6、6-3でノーシードのイリヤ・イヴァシュカ(Ilya Ivashka)との激闘を制し、四大大会(グランドスラム)で今季3度目の準々決勝進出を果たした。

 ルイ・アームストロング・スタジアム(Louis Armstrong Stadium)で3時間48分にも及んだこの試合で、モナコに拠点を置く21歳のシナーは、14本のダブルフォールトや55本のアンフォーストエラーを犯すなど、安定感を欠いていた。

 ベラルーシ出身のイヴァシュカも、13本のダブルフォールトと64本のアンフォーストエラーを記録し、相手の不安定なパフォーマンスにつけ込んで主導権を握ることはできなかった。

 シナーは今季、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)で8強入り、全仏オープン(French Open 2022)で16強入りを果たすなど、グランドスラムで着実に結果を残している。

 7日に行われる準々決勝では、第15シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を破った第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)と対戦する。(c)AFP