【9月6日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は5日、女子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング1位で大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は2-6、6-4、6-0で同108位のユーレ・ニーマイヤー(Jule Niemeier、ドイツ)を退け、準々決勝に進出した。ポーランド女子選手の全米オープン8強入りは史上初。

 全仏オープン(French Open 2022)女王のシフィオンテクは、第1セットを奪われ、第2セットも1ブレークダウンとなったところから逆転勝ち。次戦は4強入りを懸けて第8シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)と対戦する。

 ルイ・アームストロング・スタジアム(Louis Armstrong Stadium)で行われたこの試合は、両者合わせてダブルフォールト15本、アンフォーストエラー76本を記録するミスの多い内容で、サービスブレークも計12回生まれた。

 シフィオンテクは試合後、「本当に満足している。ニューヨーク(全米オープン)で準々決勝に進出したのは初めてなので、とても誇りに思う」と喜んだ。

 対するニーマイヤーは、ハードコートではツアー本戦で1勝もできていない中で今大会に出場。しかしながら、この試合までは1セットも落とさずに勝ち上がり、現世界2位のアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を撃破するなどしてベスト8入りした今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)での快進撃を再現した。(c)AFP