【9月6日 AFP】ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトム(Energoatom)は5日、同国南東部のザポリージャ(Zaporizhzhia)原子力発電所で唯一稼働している原子炉が、砲撃により電力網から切り離されたと発表した。

 エネルゴアトムは「砲撃によって引き起こされた」火災のため、原子炉6号機が、最後まで残っていた送電線から切断されたと説明した。

 国際原子力機関(IAEA)によると、同原発では3日、5号機が砲撃によって運転を停止し、6号機が唯一稼働する原子炉となっていた。

 エネルゴアトムによると、原発を視察しているIAEAの調査団のうち、4人は5日に原発を去っており、残る2人は常駐する予定。(c)AFP