【9月5日 Xinhua News】中国の自動運転技術スタートアップ、広州文遠知行科技(ウィーライド)と商用車大手、鄭州宇通集団が共同開発した完全自動運転の道路清掃車がこのほど、広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)で運用を開始した。

 総面積約1・9平方キロの広州国際バイオ・アイランド(広州国際生物島)を運転手が乗らない完全自動運転で走行する。区域内の道路の総延長は33キロ。

 ウィーライドで清掃車事業を率いる楊慶雄(Yang Qingxiong)副総裁によると、清掃が必要な道路を走行しながら路面洗浄や水を使わない乾式清掃、消毒液の噴霧などの各種作業を行う。環境衛生業務の効率を高め、清掃員による炎天下での作業を減らすと説明する。4月に量産型を発表し、5月から公道での走行試験を行っていた。

 ウィーライドは2017年の創業。中国と米国で自動運転の公道試験許可を取得している。(c)Xinhua News/AFPBB News