【9月3日 AFP】(更新)全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2022)は2日、女子シングルス3回戦が行われ、今大会限りでの現役引退を示唆していたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は5-7、7-6(7-4)、1-6でアイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic、オーストラリア)に敗れた。

 これが現役最後の試合になるとみられているセレーナは、3時間超の死闘の末に敗退。アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)に集まった熱狂的な地元の観客の前で全力の戦いを披露したが、タイブレークの末に試合を振り出しに戻した第2セットで消耗し、最終第3セットでは疲労の色が濃かった。一気に1-5とされて迎えた最終ゲームでは、最後の一滴まで闘争心を見せて5本のマッチポイントをしのいだが、力尽きた。

 試合後のインタビューでは、現役を続ける可能性はあるかと問われ「それはないと思うけれど、どうなるかは分からない」と返答。「これまで楽しい道のりだった。本当に人生で最高の信じられない旅路だった」と話し、「これまで『行け、セレーナ』と応援してくれたすべての人に心から感謝している」と続けた。

 また自身と姉のヴィーナス(Venus Williams、米国)がスターダムを駆け上がるきっかけをつくった両親にも感謝し、この日も客席から見つめたヴィーナスについては「ヴィーナスがいなければ、私はセレーナではなかった。だからありがとう。ヴィーナス。彼女こそ、セレーナ・ウィリアムスが存在した唯一の理由」と語った。

 3週間後に41歳になるセレーナは、全米オープンを6度制すなど四大大会(グランドスラム)通算23勝を誇るが、グランドスラム優勝からは2017年を最後に遠ざかっている。(c)AFP