【9月2日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は欧州主要リーグの移籍期間が最終日を迎えた1日、スペイン1部リーグのバレンシア(Valencia CF)からMFカルロス・ソレール(Carlos Soler)を獲得したと発表した。一方、セネガル代表MFイドリッサ・ゲイェ(Idrissa Gueye)は、PSGからイングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)に復帰することになった。

 リーグ1の移籍が締め切られるわずか2時間前に、PSGは25歳のソレールと5年契約を結んだと明かした。

 スペインメディアによれば、バレンシアには移籍金1800万ユーロ(約25億2000万円)と出来高ボーナスの200万ユーロ(約2億8000万円)が支払われる。

 スペイン1部リーグで2年連続11ゴールを挙げているソレールは、同国代表としても9試合に出場している。

 PSGはこの前日、イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)から同じくスペイン代表MFのファビアン・ルイス(Fabian Ruiz)を補強していた。

 一方、チーム内の人員整理も進めるPSGは同日、ゲイェをエバートンに放出することを発表。移籍金は明かされていないが、エバートンによれば契約期間は2年になるという。

 また、ユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)は今季末までの期限付きでポルトガル1部リーグのベンフィカ(Benfica)に移籍。ゲイェと同じセネガル代表のアブドゥ・ディアロ(Abdou Diallo)もPSGを離れ、ローン移籍でドイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)に渡った。

 さらに、DFライヴィン・クルザワ(Layvin Kurzawa)も今季末までの期限付きでプレミアのフラム(Fulham)に移籍した。(c)AFP