【8月30日 AFP】ロシア国防省は29日、極東を管轄する東部軍管区で予定する大規模合同軍事演習「ボストーク(Vostok)2022」の参加国兵士らが同日までに到着したと発表した。

 演習は9月1~7日に実施。中国やベラルーシ、インド、モンゴル、シリアなどが参加する。

 ロシア東部の複数の演習場のほか、オホーツク海(Sea of Okhotsk)と日本海(Sea of Japan)で行われる。国防省によると、各国の兵士計5万人以上と、航空機140機、艦艇60隻を含む5000以上の兵器が動員される。

 ボストークの実施は2018年以来、4年ぶり。

 中国は演習への参加について「現在の国際・地域情勢とは関係ない」と説明している。

 ロシアは参加兵士について、国別の内訳を公表していない。

 映像は演習場所に到着した中国とモンゴルの兵士。ロシア国防省が公開したものの一部。(c)AFP