【8月29日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは28日、第4節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)はハリー・ケイン(Harry Kane)が2得点を挙げ、ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)に2-0で勝利した。

 トッテナムは5分、デヤン・クルゼフスキ(Dejan Kulusevski)のパスを受けたケインがペナルティーエリア外から冷静にシュートを流し込んで先制した。このゴールはケインにとって、トッテナムやローン移籍先のミルウォール(Millwall)、レスター・シティ(Leicester City)、レイトン・オリエント(Leyton Orient)でプレーした中で記録したリーグ戦通算200点目となった。

 56分にケインは、スティーブ・クック(Steve Cook)のハンドで得たPKを相手GKディーン・ヘンダーソン(Dean Henderson)に防がれ、プレミアでは約4年ぶりのPK失敗となったが、81分には今季4点目を決めて、きっちりとその埋め合わせをした。

 開幕4試合で3勝目を挙げたトッテナムは勝ち点10で2位マンチェスター・シティ(Manchester City)と並んで3位につけ、4連勝で首位に立つアーセナル(Arsenal)を2ポイント差で追いかけている。

 一方アストン・ビラ(Aston Villa)のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)監督は、ウェストハム(West Ham)に0-1で敗れ、厳しいプレッシャーにさらされている。

 開幕からノーゴールで3連敗となっていたウェストハムは74分、パブロ・フォルナルス(Pablo Fornals)のシュートがエズリ・コンサ(Ezri Konsa)に当たると、これがGKエミリアーノ・マルティネス(Emiliano Martinez)の頭上を越えてネットを揺らし、均衡を破った。

 今季初勝利を挙げたウェストハムは最下位を脱出し、今季3敗目となったビラと勝ち点3で並んだ。

 チームの控室で不穏な空気が漂うとの話も流れる中、今回の黒星はジェラード監督への厳しい目線を強めるものとなった。(c)AFP