接触リタイアのハミルトン、責任認め謝罪 ベルギーGP
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【8月29日 AFP】28日に行われた22F1第14戦ベルギーGP(Belgium Grand Prix 2022)決勝で、1周目にアルピーヌ(Alpine)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)と接触してリタイアしたメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が、自身にクラッシュの責任があることを認めて謝罪した。
年間優勝7回のハミルトンはターン5でアロンソを抜きにかかったが、右のリアタイヤがアロンソの左のフロントタイヤと接触。マシンは跳ね上がってから激しく路面にたたきつけられた。両選手ともけがはなく、レースを続行したが、ハミルトンは無線で「止めろ」と指示を受ける中、コース中央でスピードダウンして停止し、5戦連続の表彰台フィニッシュと今季全レース完走の記録も途絶えた。
アロンソが死角にいて見えなかったというハミルトンは「間違いなく僕の責任だ」と認め、「彼が見えなかった。謝罪をした。こちらの死角にいたんだ。だから残念だ。これはモータースポーツだし、僕は全力を尽くした」と話した。
「ターン5の入り口で、外からオーバーテークを狙った。ただ十分なスペースがなく、その代償を払う結果になった。意図的な行為じゃない。起こってしまったというだけだ」
一方のアロンソはクラッシュの瞬間、チームの無線で「なんてばかなんだ。外側からふさいでくるなんて。最高のスタートを切れたのに、この男はポールスタートからの走り方しか知らないんだ」と怒りをぶちまけた。
しかしレース後には落ち着きを取り戻し、ハミルトンから説明と責任を認める発言が聞けてよかったと話した。アロンソは「こちらがもうそこにいないと思っていたのだろう。だからミスだとは思わない。白熱する中で、スリップストリームに入り、ブレーキングを遅らせて前に出ようとしただけだ」とコメントし、ハミルトンにペナルティーを与えなかったスチュワードの判断に同意すると語った。
このクラッシュのすぐ後には、ハミルトンの元チームメートであるアルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)も、ウィリアムズ(Williams)のニコラス・ラティフィ(Nicholas Latifi)をよけようとしてリタイアを強いられた。
レースはレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が快勝し、レッドブル勢がワンツーフィニッシュを飾った。(c)AFP