【8月28日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは27日、第4節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はリーグの最多得点差記録に並ぶ9-0でボーンマス(AFC Bournemouth)に大勝し、今季初白星を挙げた。

 前節は精彩を欠いてマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に1-2で敗れたリバプールだったが、驚異的な形で立て直し、ビッグクラブがそろって勝利したこの日の話題をさらった。

 ホームのリバプールは開始3分でルイス・ディアス(Luis Diaz)が先制点を挙げると、その3分後にはハーヴェイ・エリオット(Harvey Elliott)が自身リーグ初得点を決めてリードを広げた。

 さらに28分にトレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)の得点で3点差とすると、31分にはこの時点で3アシストを記録していたロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)が自らゴール。これで勝利を揺るぎないものとすると、前半終了間際にはビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)がヘディングで5点目をマークした。

 後半は46分に相手のオウンゴールで加点すると、62分にはフィルミーノが2点目。80分にファビオ・カルヴァーリョ(Fabio Carvalho)が8点目を決め、最後は85分にディアスが9点目を入れた。

 王者マンチェスター・シティ(Manchester City)は、新加入のアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)がハットトリックを達成するなどし、クリスタルパレス(Crystal Palace)に4-2で逆転勝利を収めた。

 ホームのエティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で2点をリードされたシティは、53分にベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)のゴールで1点差に詰め寄ると、62分にはハーランドがフィル・フォーデン(Phil Foden)のクロスに頭で合わせ、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)から加入後、本拠地初得点をマーク。すると70分に2点目を挙げ、81分にハットトリックを決めた。

 アーセナル(Arsenal)は2-1でフラム(Fulham)を下し、開幕4連勝で首位を守った。

 チェルシー(Chelsea)は退場者を出したもののレスター・シティ(Leicester City)に2-1で勝利。復調気配のユナイテッドはアウェーでサウサンプトン(Southampton FC)を1-0で下した。(c)AFP/Steven GRIFFITHS