【8月27日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は26日、全インドサッカー連盟(AIFF)の資格停止処分を解除した。これにより、同国で10月11日に開幕するU-17女子W杯(FIFA U-17 Women’s World Cup 2022)が予定通り開催されることになった。

 FIFAの加盟連盟は法的および政治的な介入を受けてはならない決まりとなっているが、ガバナンスの問題に悩まされていたAIFFは今月、「第三者の不適切な影響下」にあるとしてFIFAから資格停止処分を科されていた。

 処分の範囲は性別やプロアマを問わずインドサッカー全体にわたり、U-17女子W杯の開催も危ぶまれていた。

 しかし、FIFAはこの日、一時的な管理者への委任が成功したことが確認できたとして、処分を解除したと発表。「今後も状況の監視を継続し、AIFFが適切な時期に選挙を行えるよう支援していく」とした上で、「2022年10月11日から30日まで行われるU-17女子W杯は、予定通りインドで開催される」と明かした。(c)AFP